2007/03/17

創っ展

T_p3170178創っ展<ツクッテン> ATC関西学生卒業作品展Vol.12に行ってきた。
http://tukutten.osaka-design.co.jp/
建築、インテリア、環境デザイン、プロダクトデザイン、ファッションなどのデザイン系の関西学生による卒業作品展で入場は無料。
我が専門学校の建築学科とインテリアデザイン学科の学生が出展したので、応援兼ねての見学だった。

作品の質やレベルはさまざま。
学校によっては、かなりレベル低いのでは?って思う作品も散見され、「これは入学間もない頃の作品?」って思えるような稚拙な作品や、我が校では卒業できないであろう明らかに「プレゼンとして未完成」な作品がいくつかあったのは残念。
もちろん逆に素晴らしい作品、学生らしい斬新なアイデアを感じる作品も多くあり、プロダクトやインテリアデザイン作品の中には「そのまま商品化できるんじゃないの!」と感心した作品もあった。学校の姿勢や教育方針、教員の指導力などが垣間見れた感じがする。

意外と、アイデア溢れる作品は大学よりも専門学校生の方が多いように思えたが、これは建築専門学生応援日記というからではなく、純粋にそう感じた作品展だった。

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2007/01/31

インテリアデザイン学科の作品展

600_pict0050インテリアデザイン学科の卒業制作展が2日間に渡り開催された。
展示された作品は、住居のインテリアコーディネート提案はもちろん、インテリア雑貨、照明器具や家具など多種多様。
さらに建築学科作品かと思わせるような作品までバラエティに飛んだ展示会となった。

一般にインテリアというと内装や家具、インテリア雑貨などを思い浮かべ、それらのコーディネートするのがインテリアデザインと思われている。
600_pict0068だが室内から窓など開口部を通して外部を見ることが出来る。単なる家具や装飾のコーディネートに止まらず、外部の景色を一体としてデザインした室内空間もインテリアデザインと考えられるし、あるいは外部との連続性を意識した室内設計もそうだ。

600_pict0057考え方を広げればインテリアデザインとい ってもその範囲は広い。

2年間学ぶうち、コーディネートするだけでなく、家具や照明器具をデザインし、自らそれを造ったり、また建築にまで守備範囲を広げるなど、学生たち個々に十分楽しんでくれたようだ。1年生にとって 600_pict0064も良い刺激になったのではないだろうか?来年もさらにすごい作品を期待しています。

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2007/01/30

卒業製作の発表会

T_pict0004建築学科と建築総合学科では卒業製作発表会の真っ只中!発表会はクラス毎に日を変えて行われるのだが、各クラス約30~40名程度の1次審査通過者が、1人5分の持ち時間で発表する。スクリーンに映る作品を示しながら本人がプレゼンを行い、作業点や創造点、発表点など5項目について審査員が点数をつけていく。
与えられた持ち時間をうまく使って、コンセプトなど自分の伝えたい内容がきちんとまとめられたかどうかも採点対象であるため、ほとんどの学生は前もって準備し、原稿を作ってきている。
最初は順調に原稿を見ながら喋れているのだが、3分で鳴らされる予鈴に焦り、早口になってしまったり逆に詰まってしまったり、中には大幅に時間をオーバーしてしまう学生も・・・
多勢の前に立つと緊張するもの。慣れない緊張感の中、学生たちは頑張っています。今日で3クラスが終わり、残り1クラスのみ。

近年、飛びぬけて素晴らしい作品というのが減り、粒が揃ってきたように思う。
底辺が持ち上がったという意味では、良いことでもあるのだが、逆に強烈なパワーが落ちてきた、ということでもあると思う。
今年度の優秀作品候補に挙がるのは何作品だろう。

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2007/01/06

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今日は建築専門学校の卒業製作提出日。来週からの開講を控え、今年度は冬休み中の提出となった。私も年明けの初出勤となる。

午後1時から4時の間が提出時間。
昨夜から雨が降り、午後になってやっと雨があがったようだ。学生たちは作品を雨に濡らさないよう、神経を使ったことだろう。
提出を終え、ホッとした者、提出したものの気が気でない者、喜び、はしゃぐ者・・・それぞれの表情があった。
我が専門学校は「提出さえすれば、全てOK」という学校ではない。提出しても完成度が極端に低ければ、遠慮なく不合格(=留年)の評価を出す学校であることは学生たちも知っている。それ故、完成させるべく、正月も無く徹夜続きでフラフラで提出に来た学生が多くいた。
社会に出る手前の彼ら。睡眠不足でフラフラになって卒業製作をやり終えた、というのも学生の思い出の1つに加わったことだろう。

午後4時、無事に240ほどの作品が提出され、今日のイベントが終了。
とりあえずみんな、お疲れさまでした。

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2006/12/26

卒業できるか?!

今日、約1ヶ月ぶりに顔を出した卒業設計ゼミの学生が1名やってきた。

テーマを決め、大雑把な方針までは話し合ったのだが、その後の資料収集やエスキス段階では全く顔を出さなかったM君だ。私は10名ほどの学生を卒業設計で担当しているのだが、M君だけは心配だった。
何度呼び出しをしても、ゼミの集合日にも顔を出していなかったから、どの程度進んでいるのか全くわからない。これまでの経験からかなりヤバイ状況のはず。
M君には何故今まで顔を出さなかったのか、残りの時間を考えても作品の完成度は低くならざるをえず、留年する可能性も大きいことをいい、「自分自身の事だし、もういい大人なんだから、私は心配なんてしないよ。けど大人として連絡だけはしてくれ」と口では言うのだが、実は内心やはり心配。
卒業設計は必修なので、不合格になれば卒業ができないのだ。手抜きやサボりの作品は合格できない。

その彼が今日、やってきた。CADで作業を進めていたようでUSBメモリーにデータを持参していた。PCに接続し、どれどれ見てみると・・・やはり悲惨な状況。
約半年間かけてする作業がこれか・・・もう提出まで2週間を切っている時期なのに・・・。
M君自身も泣きそうな顔をして「先生すいません。すいません。」「どうしたらいいでしょう・・・」と言ってくるのだが、私に謝ってもらっても仕方がない。サボっていた結果がこれなんだから。結果は自分で責任を取るしかないことだ。
数枚の図面がCADで入力されているが、どれも荒く間違いも多く未完成状態。今更細かな指導もできないので、もう後は不合格の判定を避ける手段を取るほかない。
合格と不合格の間には保留判定がある。この保留を目指すべく、あと約2週間を使うこと、何をすべきか、最優先事項は何か等を伝えることに終始した。

最後の最後にやって来たことは良いとして、さて、M君はどこまでやれるだろう。何とか卒業はして欲しいものだ。

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2006/12/14

卒業製作が大詰め

我が校は21日からは冬休み。ということで2年生は卒業製作が大詰めになってきた。
夏休み前から各教員のゼミに配属されてスタートした卒業製作も、提出まであと3週間ほどに迫ってきた。
卒業製作は建築専門学校の集大成となる課題であり、合格せねば卒業できない課題である。それだけに学生の卒製への取り組みも気合が入る。今の時期はどの学生も時間の大切さを痛感していることだろう。

卒業製作の難しいところは、テーマから自分で決めなければいけないこと。
日常の課題であれば教員側から「○○を設計する!」とか、与えられるものだ。その与えられた課題に対して自分の哲学などを設計に反映さえていく。だが卒業製作はテーマそのものを決定するところから始めねばならない。
例えば、人間、生活、社会、近隣、都市などに自分で問題点を見つけ出し、それに対する答えを考える。もちろん建築的な解決を求めたい。つまりこの専門学校生活を通して鍛えた創造力を試したいわけだ。学生らしい発想、エネルギーを今年も期待したい。

今日もPC教室は遅くまで作品創りのために学生が使用していたようだ。
我がゼミでも学生個々に着想した「リゾート」「木漏れ日」「歴史」「商店街」「地域復興」など、さまざまなキーワードを元に作品化作業が進んでいる。
提出まで残すところあと約3週間、頑張ろう!

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2006/06/07

第60回近畿地区建築設計コンクール

2006gakkai遅ればせながら、今年度「日本建築学会第60回近畿地区建築設計コンクール」において、我が建築専門学校から2名の学生が受賞した。
さまざまな専門学校から多くの作品が応募され、また建築学会主催という権威あるコンクールでもある。コンクールの「短大・高専・専修学校の部」では、毎年我が校の学生作品が優秀作品に選ばれ、常連になってしまった感がある。

建築専門学校では、資格取得を目指すだけでなく、自分の腕試しあるいは将来の有名建築家を目指し、コンペやコンクールに挑戦する学生もいる。
それぞれの目標を目指し、しっかり自分を鍛えて下さい。

日本建築学会近畿支部の研究発表会と共に作品展示会も行われる。
建築学会近畿支部HPで「近畿地区卒業設計コンクール」作品紹介の更新が57回で止まってしまっているのが残念。HP担当の方がお忙しいのでしょうか・・・。

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2006/01/28

2005年度の優秀作品

01shimomo 建築学科では、卒業設計ノミネート作品の展示会や発表会を終え、専任教員や非常勤講師が投票を行った結果、今年度の卒業設計優秀作品が決定した。
自分の出身地である高知県に木造で設計を試みた作品、ストーリー性のあるグラフィカルな作品創りに挑戦したもの、鉄道の駅や高架下の空間活 02tanigu用を提案したもの、都市と農村の融合をテーマに狙ったもの、銭湯について調べ上げ、地域に根ざした新たな銭湯の計画、自分の趣味であるバイクをモチーフに空間設計した作品、空間体験の場として都市公園の提案などなど、10作品程度が決定した。
さすがにどれも、力の入った作品たちが選ばれたと思う。
(写真は、1部しか掲載していません)

優秀作品に1歩及ばなかった学生も、自信を持ってほしいと思う。優秀作品03araoに選ばれるかどうかは紙一重。合格できた人全員、是非、知力も体力もフルに使って完成させたんだという自分に誇りを持って、次のステップへ進んで下さい。
しかし私の感じるところでは、今年の卒業設計作品はツブは揃っている が、”飛びぬけて素晴らしい!”と言える作品がなかったと思う。投票結果をみても、「1位該当者無し」とされていた先04oura生がおられたこともそれを如実に語っている。
指導方法一つで、爆発的に力を発揮したり、突然建築に目覚める学生が毎年いる。もっと実力を伸ばせた学生がいたかも知れない。
私個人としては、関西の建築専門学校の中で、我が校は硬派で実力派の 学校だと自負しているが、少し反省しなければと感じた今年度の卒業設計結果だった。09yoshid

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2006/01/23

インテリアデザイン学科も発表会

inte03 建築学科同様、インテリアデザイン学科でも卒業制作審査・発表会があった。
家具をデザイン、製作したり、ある住宅のインテリアをコーディネートしたり、建築設計的な作品もあったり、かなりバラエティにとんだ作品発表会だった。

普段の設計課題の提出後も、作品発表会は日常的に行われている。プレゼンテーションする機会が与えられれば、いかに自分の作品がすばらしいモノか売り込めなければならない。入学当初は、大勢の人の前で何を喋っていいのかわからずに、しどろもどろだった学生も、間もなく卒業という今では堂々と話をしていた。
教員から突っ込んだ質問をされると、返答に少し戸惑う事もあるが、それでも黙り込まずに何か答えようと頑張る姿は、見ていてハラハラもするが頼もしくも感じる。
自分をアピールすることが必要な時代。デザイナーには特にそれが必要だし、就職にも役に立つことなのだ。

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2006/01/21

卒業設計優秀賞ノミネート作品発表会

sotu_y1 建築学科では本年度の「卒業設計優秀賞ノミネート作品発表会」があった。
1人10分の持ち時間で、作成者本人がプレゼンテーションする。会場となる教室のスクリーンにはプロジェクターで作品が映し出され、作者である学生がレーザーポインタで指し示しながら、大勢の人たちの前でマイクを使って作品説明をしなければいけない。
教室の前列には20名ほどの教員、その後ろには100名以上の学生たちが座っている。さらに後ろの壁際には座りきれず立ち見の学生もいる。
慣れない雰囲気の中、緊張と焦りから上手く喋れない学生、話がまとまらず中途半端な発表になってしまったり・・・
発表の後には質疑応答の時間もあり、教員から鋭い質問やツッコミが来る。思いもよらない質問に答えられずにいると、担当教員から救いの手が差し伸べられる場面も。
13:30頃から始まり、17:30を過ぎる頃までかかって発表会が終了した。

建築学科の卒業設計、本年度は全219作品が提出され、審査の結果28作品ほどが優秀作sotu_y2品ノミネートとして選ばれた。その中から教員の投票によって優秀作品が毎年10作品程度にしぼられるのだ。数日間の作品展示と今日の発表と合わせて投票が行われる。

卒業設計の製作中は、遅くまで学校に残って作業したり、自宅で徹夜の連続だったり、教員の設計事務所で作業に没頭したり・・・。しんどかった思いや楽しかった思い、そして完成した時の達成感など、さまざまな記憶が残り、良い経験となったことだと思う。今日の発表を無事に終え、あとは卒業に向けて最後の後期試験を頑張ろう。

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