2006/01/23

インテリアデザイン学科も発表会

inte03 建築学科同様、インテリアデザイン学科でも卒業制作審査・発表会があった。
家具をデザイン、製作したり、ある住宅のインテリアをコーディネートしたり、建築設計的な作品もあったり、かなりバラエティにとんだ作品発表会だった。

普段の設計課題の提出後も、作品発表会は日常的に行われている。プレゼンテーションする機会が与えられれば、いかに自分の作品がすばらしいモノか売り込めなければならない。入学当初は、大勢の人の前で何を喋っていいのかわからずに、しどろもどろだった学生も、間もなく卒業という今では堂々と話をしていた。
教員から突っ込んだ質問をされると、返答に少し戸惑う事もあるが、それでも黙り込まずに何か答えようと頑張る姿は、見ていてハラハラもするが頼もしくも感じる。
自分をアピールすることが必要な時代。デザイナーには特にそれが必要だし、就職にも役に立つことなのだ。

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2005/12/05

インテリアデザイン学科「夜も昼もナイスなスペース」展示発表会

inte01 インテリアデザイン学科の1年生のチーム課題「夜も昼もナイスなスペース」の展示発表会。課題テーマはその名の通り”中ノ島剣先公園に、自分たちが考えるナイスなスペース”を 提案しようというもの。どんなコト、モノを”ナイス”と考えるか?それを考えることからスタートする課題。
モノづくりでは、数名のチームで仕事をするのは日常的なこと。だから建築学科でもインテリアデザイン学科でも、入学して1年目、夏休み明け頃からチーム課題に取り組んでもらう。4、5名で1チームを結成し、課題に対する提案をしてもらうのだ。
チームとなると、自分勝手の独りよがりでは出来ない。当然いろんな意見が出てくる。意見がどうしても合わず、反発しあう事も多々あるし、あるいは人と交わるのが苦手な学生もいる。それらをまとめるリーダー的な性格の者がいなければ、そのチームは大変だ。時にはチーム崩壊なんていう憂き目を見ることも・・・。
そんな困難も乗り越えて、1つのテーマに対して調査や試行錯誤をし、ついにプレゼンボードと模型を完成。今日はその発表なのだ。学校中の多くの先生方が入れ替わり見学に訪れ、学生に質問したり、学生から作品についての説明を聞いたり。8チーム8作品が展示されていたが、先生方の投票により、今週この中から優秀作品が選ばれる。

デートにピッタリ(?)なshopが並んだモール、その場所にいけばある物語の主人公の疑似体験ができるテーマパークのような空間、公園として再整備したもの、チームの数だけ提案がある。荒唐無稽な作品も多々あるが、出来上がった作品はいずれも時間をかけて丁寧に仕上られている。夜も昼もナイスなスペースという課題だから、夜の雰囲気を出すため、模型には電飾も施されていたりする。学生らしい、自由なアイデア一杯の楽しい作品たちだ。inte02
インテリアデザイン学科といえど、インテリアは建築の一部で内部と外部はつながったもの。内部から外の景観を鑑賞する、外部から内部へのアプローチを考慮する、そして室内空間をコーディネートする・・・。
室内だけでなくその周辺環境も考慮し、各チーム思い思いの空間表現を楽しんでくれたみたいだ。

これらを見ていると、作品の素晴らしさもそうだが、それ以上に『個性も意見もさまざまな者同士、チームで一生懸命に1つのテーマに取り組み、形にしたこと。』に大きな意味があると思う。

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2005/10/20

建築設計の種類

入学間もない学生からも、よく質問されるのですが、「建築設計」には大きく3種類あるとされます。それは「意匠設計」「構造設計」「設備設計」。

「意匠設計」は建物の機能を考慮して間取りを決めたり、外観のデザインやインテリアを考えて仕様を決め、図面を作成すること。普通、建築設計というとこれを思い浮かべるのではないでしょうか。
「構造設計」は建物の安全性、つまり地震や台風の影響を受けても倒壊しないということを計算によって確認し、骨組の図面(構造図)を作成すること。
「設備設計」は人が建物の中で生活するために必要な電気、水道、空調、ガスなど建築設備について、配管やどのような性能の機器が必要かを決めて設備図を描くこと。

建築業界には、それぞれの業務に特化した設計事務所があり、それが「構造設計事務所」であり「設備設計事務所」なのです。もちろん大手のゼネコンや設計事務所では、内部に各設計部門を持っています。
設計事務所をやってる友人から、3階建て住宅の構造計算書を作成して欲しいと依頼され、何件かやったことがあります。本来は意匠も設計も設備も全て自分で設計し、図面に仕上げられれば言うこと無しですが、得意不得意はあります。建築設計も結構分業されているのです。
『建築は、芸術から工学まで、幅広い知識や教養を必要とする』などと言われますが、実際にはそんなスーパーマンみたいに何でもこなせる人は非常にまれ。それぞれの得意分野で協力し合って良いモノづくりをしていければいいじゃない、と思います。

学生たちの中には『現場監督になりたいから設計の勉強は必要ないのでは?』とか『構造の方面に就職したいので設備の科目は捨ててもいいでしょ?』なんていう者もいるが、それは単なる好き嫌いの言い訳。建築はさまざまな人が協力し合って出来ていくものだから、お互いの仕事について基本的な知識くらいは持っておかないと、良い仕事はできない。

建築を学ぶ学生諸君は、好き嫌いせずに広く浅く建築について学び、その中から自分に合った分野を伸ばすようにしていって欲しいと思う。

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