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2006/12/06

解決しました。

前回のRC梁の曲げ試験。せん断破壊したのが不思議でならなかった。

普通は曲げ応力(曲げモーメント)で破壊するのが一般的。
曲げ応力とはつまり、梁の上面に圧縮力、下面には引張力が生じる状態で、その曲げ応力で壊れる方が理想的なはず。
だから、梁の曲げ耐力に達する前に、せん断力で壊れてしまったのが不思議だった。
なぜそんな結果になったのか?
鉄筋の付着力が足りなかった?水が多すぎてコンクリートの強度が足りなかった?施工不良?などなど自分なりに考えていたのだが、ついに今日、材料実験担当の教員に質問してみた。

「なぜあの時の実験ではせん断破壊したんやろ?」
「スターラップが少ないからですよ!」

その一言で納得してしまった。
スターラップとはせん断力に抵抗するための鉄筋で、”あばら筋”とも呼ばれるもの。今回の実験では、そのスターラップを極端に少なくしたRC梁を曲げ試験してみたとのことだった。途中から見学に訪れた私は、そのことを聞いていなかったわけだ。

せん断力で破壊して当然の結果だったのだ。・・・納得です。

引張力に抵抗する主筋、せん断に抵抗するあばら筋、圧縮に抵抗するコンクリート、RC(鉄筋コンクリート)構造とは、それぞれの材料が機能的に役割分担した構造体だと、改めて納得した次第です。

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