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2006/12/19

大工技能学科、卒業作品提出!

  建築技能学科では、他学科に先駆けて一足早く卒業製作の提出があった。
この学科は大工の卵の養成学科と言っても良い。ノミや鉋など刃物の研ぎ方、大工道具の手入れや使い方から徐々に大工技能を身につけていく。技能実習で教えるのはもちろん本職の棟梁。建築の基本知識から建築士レベルの内容は講義によって得る。

卒業製作は、まず自分で何を造るか、テーマの選定から始まる。この点は創造力を鍛える我が専門学校では共通した内容。教員と何度も意見をぶつけてテーマを決定、2年間の集大成として自分の技能や知識を用いて何かモノにする。
テーマに沿って調べ上げ、思う形に図面を描き、どんな材料が適当かを検討し、模型を造ってみたり・・・。今年もいろんなモノが提出された。

480_ise本箱や収納階段、机や椅子は定番作品。船大工にあこがれる彼女は、実物の船を造るわけにはいかないのでミニチュアの船を造った。ちょうど船盛の船のようだ。
伊勢神宮に代表される神社について調べ、そのミニチュアを作製した学生もいたし、もちろん決して水を漏らしてはいけない桧風呂もあった。
私の思う秀逸は道具箱と墨壷。大工道具を収納し現場に持参するための道具箱、その細工が素晴らしかった。学生なのになかなかやる!480_tsubo
墨壷は大工の7つ道具の一つ。今はホームセンターで簡易な墨壷が販売されているが、昔は大工がオリジナリティをもって自分で造ったもの。その墨壷には縁起物の彫り物が彫られていたりする。

技能に個々の差はあるが、何とか提出期限に完成したみんな、よく頑張りました。

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