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2006/11/05

京都府庁旧本館 秋の一般公開

0611041 「京都府庁旧本館 秋の一般公開」(11月1~5日)に行ってきた。京都府庁のすぐ近くの京都御所も「秋季一般公開」を開催中で、烏丸通りや地下鉄丸太町駅周辺は人と車が混雑していた。

京都府庁旧本館は、現役の都道府県庁0611042舎としては最も古いもので、重要文化財に指定されている。
設計の中心となったのは東京帝国大学で西洋建築を中心とする建築学を学んだ京都府技師松室重光で、明治37年12月に竣工している。
全体としてはルネッサンス様式に属し、正面の外観は、車寄せ、3連窓と上部の丸窓、彫刻を施したペジメントとコリント式の角柱型、中央の大きなマンサード屋根等の配置により中心性が強調さ0611043れている。屋根は天然スレートをうろこ状に重ねて葺き、大小のドーマー屋根(屋根窓)をアクセントに付けている。外壁の仕上げはモルタル塗りで、要所を花崗岩で飾っている。

現代の薄っぺらな建築と比べて、やはり重厚。しかし反面、細部の彫刻などディテールの意匠は、現代の建築よりも繊細。近代建築には共通することだが、今ほど材料の種類が豊かでない分、建築家のデザイン能力が長けていたんだろうし、技術者・職人の腕も素晴らしかったんだろうなぁと思う。061104okujyou1_1

府庁第2号館屋上緑化「京てらす」にも行ってみた。
見晴らしも良く、北には五山送り火の「妙」「法」の文字も遠望できる。市内の喧騒から離れ、小高い丘にでも登ったかのような感じでさわやかだったのだが、思ったよりも面積が狭く少し残念だった。

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