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2006/04/17

今年度初めての構造力学

先週木曜から建築専門学校、新年度開講しました。
私の出番は1年生の構造力学と2年生の設計製図とCADの実習。

入学したばかりの1年生にとって、構造力学と聞くだけで”難しそう”というイメージを持ち、特に高校で数学が苦手だった学生や文系志望だった学生には尚更心配なことだろう。

姉歯元建築士の耐震偽装事件で世に知られた感があるが、建築設計の1分野に建築構造設計がある。
Kouzou01例えば、天井から針金でおもりをぶら下げるとする。
おもりの重さで針金が千切れないためには、どんな材料で、どの程度の太さの針金を選択しなければならないかを検討する。太ければ太いほど安全かも知れないが、材料費がかかる。そこで安全を確保しつつ経済性も考える。そんな作業が建築構造設計と言ってもいいだろう。
もちろん天井と針金、針金とおもりを接続する金具の安全性も確認しなければならないし、天井そのものが崩壊しないか確認しなければならない。

構造力学は、構造設計の前段階、つまり、材料にどんな力が生じるのか。先の例で言えば、おもりによって針金に生じる力はどれほどか、を求めていく。
1年生で学ぶのは基本的な内容であり、建築士の試験に例えれば、2級建築士で出題される範囲を含んでいる。数式も使うし、物理的な思考も必要だが、中学初級程度の数学知識があれば理解できる内容である。建築を目指す人にとって最低限必要な知識なので、ぜひマスターしよう!

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