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2006/02/18

CADトレース技能審査 17年度後期試験終了

平成17年度、後期のCADトレース技能審査が終了した。CAD関連の検定試験のうち、『厚生労働省認定』というお墨付きの付いた唯一の公的資格だ。
初級、中級、上級の区分があり、また建築部門と機械部門とに分かれている。初級からでもしっかり実技試験と学科試験がある。私個人としては、知識だけを問う検定よりも実技を伴うこの試験はお勧めできると思っている。しかしCADトレース技能審査を含め、CAD関連の検定試験は検定料が高いので、学生には勧めにくいのが辛いところだ。また、建築専門学校では、CAD教育は十分に行われていることは企業にとっても周知のこと。だからCAD関連の資格取得が、就職に強力な武器になるわけでもない。
だが、学生にとっては資格試験の合格が自信になるし、技術習得の1つの目標にもなるので、受験する学生にはバックアップをしている。実技試験対策で過去問を使っての練習、CAD作図のコツや検定試験合格のコツ、学科試験での難解なCAD用語、IT用語についてなどの解説など・・・
特にこのCADトレース技能審査は、対策本もほとんど出版されておらず勉強がしづらいため、試験が近づくと教員室へ学生がやってきて、コンピュータ関係の講義を担当している教員は質問責めにあっている。

今回も学科試験では、JISの製図通則に規定される建築製図のルールや建築製図記号、CAD用語や建築一般構造、OSやネットワークまで、幅広い問題が出題されていた。
実技試験は限られた時間内で作図しなければならないため、いかに効率よく、どんな順序で描いていくか、最初に方針をしっかりと見極めることが重要だ。さらに中級の試験では柱や壁厚なども自分で決める必要があり、単に写図だけでは済まない。きちんと建築の基礎を押さえていないといけないのだ。

結果は1、2ヶ月後だが、受験した多くの学生が合格することを祈っています。

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