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2006/01/07

卒業設計、提出終了

今日は建築学科の卒業設計提出日だった。
夏休み前の6月頃から各担当教員への配属が決まり、時間的には約半年間かけての長い課題である。日頃の設計課題のようにテーマが与えられるのではなく、学生個々に建築的、社会的提案やアイデアなどを考え、設計行為を進めていく。何度も担当教員と打合せや相談を繰り返しながら、最終的には「表紙+10枚」の作品に仕上げる。
その作品提出が、やっと今日終わったのだ。
卒業単位は十分に取得できていたとしても、卒業設計が不合格では卒業できない。そんな大イベントなだけに学生たちは必死だったことだろう。提出に来た学生たちは、達成感に満ちた顔、徹夜の連続に疲れてヘロヘロな顔、不安げな顔、提出が済み安心した顔・・・、さまざまなイイ表情を見せてくれた。
合否発表まで、適当に講義もサボりながら、ゆっくりして下さい。

来週は卒業設計の審査会となる。朝から晩まで、会議室で10名前後の教員が1つの作品を囲み、1作品ずつ評価を下していくのだ。200以上の作品数があり、たっぷり3日ほどはかかってしまう。予定では金曜に合否発表だ。

ヘタくそでも時間をかけて真面目に取り組み、教員と綿密に打合せや相談を行いながら完成した作品は、まず間違いなく合格レベルに達しているものだ。
しかし、”手抜き”や”やっつけ仕事”が見られるもの、つまり投入エネルギーの不足、また、教員との打合せも無く独りよがりな作品は、それなりの低レベルなものにしかならない。あるいは未完成の程度によっては、不合格まではいかないが保留となり、大きなペナルティが課せられることになる。
作品未提出の場合はもちろん、未完成具合がはなはだしい場合は不合格の評価。つまり留年が確定してしまう。
例年、在校生の1割程度が不合格になってしまっているのが実情だ。

今年も提出しなかった学生が数名いたようで、名列表に受付番号が記入されていない箇所がある。家庭の事情など、やむを得ぬ事態により提出に来ることができなかった者もいれば、これまでサボり過ぎて作品が未完成が明白になり、冬休み中に完成をあきらめてしまった者、その他学生の数だけ理由はあるのだろう。
しかし建築専門学校では、モノづくりのルールに厳しい。特に提出日時、締切日はキチンと守ってもらう。つまり実社会でのルールと同じだ。卒業設計の未提出は留年というペナルティ。これは譲れない。
専門学校への入学はいたって簡単、勉強したい人や技術を身に付けたい人はどうぞ。
学則らしい学則は無い。しかしモノづくりのルールについては厳しいよ。

さて、今日無事に提出したみんな、評価はどうあれ、「しんどかったなぁ」「やってて楽しかったなぁ」「俺は(私は)がんばったなぁ」とか「もうやりたくないわぁ」とか・・・
それぞれの感じた事を記憶に残しておいて下さい。この先どこかで、その記憶がきっと役に立つことがあると思うよ。とりあえず建築専門学生たち、お疲れさまでしたっ!

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