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2005/10/28

構造力学は苦手?

昼休み、2年生の学生が1人やってきて
「先生、去年1年生の時に先生の構造力学2の単位を落としてるので、今年再度チャレンジして単位を取りたいのですが・・・数学苦手でも何とかなりますか?」
来春に卒業予定の現2年生。おそらく1年次の構造力学の単位を取らないと、卒業単位が危ういということなのだろう。

自分は”数学は苦手!”という意識があると、講義を聴いても理解できないだろうとついサボってしまう・・。でも基礎から積み上げていく内容だから、最初の段階でサボるとその後に講義に出席してもチンプンカンプン・・。かくして試験で及第点が取れず単位不認定・・。
学生に聞くと、たいていの場合こんなパターンで構造力学の単位を落としているのです。例年2割くらいの学生は単位不認定となっているくらい。

さて構造力学。建物には常にさまざまな力が加わっており、建物を変形させたり、時には破壊させることだってある。そういった力にはどんな種類があり、どんな性質があり、また力と構造物(建物)にはどんな関係があるのか、それらの最も基本的なことを学ぶのが1年生の構造力学。もちろん建築士の学科試験にも出題される分野でもある。
しかし、高校生の時から数字を見ると「鳥肌が立つ」「頭が痛くなる」という苦手意識をもった学生はかなり多い。ましてや社会人経験者や文系の大学・短大卒で入学してきた学生たちは数学というものから数年間(時には十数年)離れてしまっているので、”力学”と名がつけば余計に苦手意識が強くなっていたりする・・・

そんなわけで入学前に既に『構造力学って科目はきっと難しのだろうな』という先入観が出来上がってしまっている学生が多いようだ。

だが実は1年次の構造力学では、高等な数学なんて使っておらず、四則計算のみでさまざまな問題を解いていき、力と構造物との関係を学んでいく。理屈さえ理解出来れば、中学1、2年生程度の数学力(算数力?)で解けるレベルの問題ばかり、というのがホント。
つまり建築をやっていく上での教養みたいなもの。最初から苦手と思わずに、ちょっと講義を聴いてみようか、というくらいの気持ちで臨んで下さい。
たぶん誰しも少なからず経験があるのではないでしょうか?わかる喜び!これを感じてもらえたら嬉しいものです。

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