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2005/07/04

『2級建築士』学科試験

昨日7月3日(日)、2級建築士の学科試験の日だった。
私も2級建築士講習会の講師をしていることもあり、受講生の結果にはドキドキハラハラ、多くの人に合格してもらいたいと願うばかりである。どんなに合格する実力ある者であっても、緊張やプレッシャー、マークミスなどのケアレスミスで落ちてしまう場合もあるのだ。
今年は午前中の「建築計画」「建築法規」が少し難しく感じたという受講生が多かったようだが、特に出題傾向が変わったということでもなかったようだ。
自己採点を終え、「合格してそうです!」「80点近く取れてそうです!」などと、何人もが報告に来てくれた。でもこれで半分。次は製図の試験が待っている。すぐに製図対策に取り組んでいこう。

建築学科を持つ専門学校には、2級建築士取得を目指す1年制学科がある場合が多い。
まともな専門学校であれば、2年制あるいは3年制の建築系学科を卒業すれば、『2級建築士受験資格』を得ることができる。
そして卒業後、つまり2級建築士受験資格を持った者が、1年制の学科に進学して「学生」をしながら建築士の受験勉強に専念、見事に2級建築士に合格してから卒業、社会に出ようということなのである。

実はそういう1年制の学科(一般に専科と呼ばれる場合が多い)が大はやり!どこの学校も、『2級建築士の合格率95%』『2級建築士270人合格!』などと、高合格率を謳い文句に宣伝している。
確かに合格率全国平均25%前後を考えれば、素晴らしく高い合格率である。
しかし毎日毎日、まじめに2級建築士の受験勉強のみの学生が合格しない方がおかしいのであって、あまりこうした宣伝文句には惑わされない方がいい。
資格取得の勉強と、実際に役立つ建築の勉強は別物と考えた方がよい。

とかく専門学校選びには資格取得に重きが置かれる傾向があり(それも重要ではあるのだが)、資格取得率が高いことを宣伝→入学者が増える→経営者が喜ぶ。単にこれだけの図式になるだけのこと。
例えば専門学校選びという点からは、建築士の合格率や合格者数よりも、ほんとうに良い講義が受けられるか、良い先生がいるか、など他の判断基準をしっかり調べたり見たり体験した方がいい。また、建築やインテリアの勉強は教室内だけで身につくものでもなく、いろいろなものを見る、触る、空間に身を置き実体験すること。学校の外に出て活発に動いてもらいたいものだ。少なくともセンスを磨くにはそれしかないと思う。

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